
夢見るダイエッター
先生! 私、今日から「マシュマロだけ食べるダイエット」を始めました!

ドクターL
…マシュマロ? 糖質の塊ではないか。なぜそんな不健康なことを?

夢見るダイエッター
だって、あの超人気モデルの「キララちゃん」がSNSで紹介してたんですよ! 彼女みたいに細くなれるなら、絶対正しいじゃないですか。

ドクターL
やれやれ。君の脳みそは「権威」という名の麻酔で眠っているようだね。

夢見るダイエッター
権威? 何ですかそれ?

ドクターL
「偉い人や有名な人が言っているから、その意見は正しい」と信じ込むことだ。いいかね、そのモデルは栄養学の専門家かね?

夢見るダイエッター
いえ、違いますけど…。でも、あんなに綺麗でフォロワーも100万人いるんですよ!? 間違ったこと言うはずないです!

ドクターL
それが思い込みだ。物理学の天才ニュートンでさえ、晩年は怪しい錬金術にハマっていた。どんなに偉大な人間でも、専門外の分野では平気で間違えるし、時にはお金のために嘘をつくこともある。

夢見るダイエッター
お金のために…嘘…?

ドクターL
そのモデルが「企業からお金をもらって」マシュマロを宣伝している可能性を考えなかったのかね?

夢見るダイエッター
はっ…! #PR って書いてあったかも…。私、カモにされてただけですか?

ドクターL
その可能性が高いな。「誰が言ったか」ではなく「何を根拠に言ったか」を見たまえ。データのない主張は、ただの「感想」だ。

夢見るダイエッター
危なかった…。キララちゃんの言葉を鵜呑みにして、体を壊すところでした。ちゃんと栄養バランスを考えます!
こんにちは、ナースMです。
今回のテーマは、「専門知識や論理的根拠ではなく、発言者の『地位』や『名声』を根拠に、それを真実だと主張する誤り」についてです。
なぜ信じてしまうの?私たちには「ハロー効果(後光効果)」という心理があります。「容姿が良い」「地位が高い」といった目立つ特徴(後光)に引っ張られて、その人の人格や発言内容まで優れていると錯覚してしまうのです。
よくある症例:
対処法:「専門外の権威」を疑う有名人の発言を見たら、こう自問してください。
「この人は、この分野の専門家だろうか?」もし専門家でないなら、その意見は「ただの素人の感想」と同じ重さしかありません。